39年式のクランクケースの修理依頼で、純正部品を忠実に再製していき
修理していきたいと、オーナー様からの依頼で、仕事を請けましたが、しっかりとしたデーターが
ありません。 手探り状態での修理。思った以上に悪戦苦闘中。
先日、届いた純正のパッケージに、入って届いた。ケースのレースたち。
ピニオン側とスプロケット側にも同サイズのワッシャーと、ガスケットが・・・
ケースを良く見てみると、スプロケット側のケースには、ガスケットは当然のように入るのは、
わかりますが、(オイル穴が貫通しているからね。)
けど、不思議なのが、ピニオン側!!オイル穴が無い!!!(かなり悩みました)
さーどうしよう。。。。。。。。。。。。。。。。。。
悩み悩んだ結果今回は、スラストのみで組み付けて行こうと思います。
このレースを、入れるときは、温度差がかなり大事になります。
ケース本体は、これ以上熱して、レースのほうは適度に冷やしておくと良いでしょう。
この作業は、ただでさえ工場が、サウナ状態なのに、
頭がボーっとするぐらい、ストーブの温度を上げてするので、
熱中症を、通り越す感じに、なります。
この大作業も終わってしまえば、外気が涼しく感じます。
今回のレースは、取りしろ(事前にラッピング作業)しっかり計算した上、レースを打ち込んで
あるので、 多少の仕上げ程度で、クランクをケースに入れる事が可能です。
で、仮組み開始。(エンドプレーの調整と回転による負荷を計測します)
ケースのほうは、かなりいい感じになったと思います。
けど、ウエイトのほうが納得がいかないので、もう少しやり直したいと思いますので
もう少々お待ちください。。
後、ご連絡があります。
8月28日から、9月6日まで、都合によりお休みさせていただきます。
ご協力お願いします。